今日のバイトでのこと

モスの店先に商品ＰＲのためのブラックボードが設置してあるんだが、それを描く係ってのは主にバイトがローテーションしてるんだ。
月に1～2度くらいか。今日は自分が描いたの。そんときの話。
前回描いたものが好評だったので（↓携帯に画像が残っていたのでうｐる）



何か描くかなーって思ったんだけど何も思いつかなくて適当に紹介文書いて桜の花描いて終わらせようとしたら、昼休みをとっていた店長がそばに来てブラックボード見てにやーっと笑いながら一言、
「絵うまいんだからなんか描けばいいじゃない」
一応いっておくと、うちの店長、にやーっと笑うっていう表現が一番正しい笑い方をするのだが、別に私は嫌悪しているわけではない。むしろこのときの店長はツンデレでいう「デレ」にあたるので拝むレベルに値する。
さて、困ったのは私である。正直さっさと帰りたい。3時までのシフトを無理矢理2時までに繰り上げた本人が「もっと頑張れよ」とプッシュしてくるのである。正直描けませんといいたい。
「え～？そうですね～（笑）」って相槌打って考える。「ハンバーグサンド」を売りにしてるんだからそれ関係のモノでいいはずだ。確かパティは牛と豚の合挽肉だったはず。牛と豚ァ？描くか？
それか春だから桜かと思って桜の木も描いてみた。途中であきらめた。
うえーっ、開始してからすでに40分が経過している　　　　　帰りたい
バイト先の方々は私を何か誤解しているのではないのかと思うんですけどどうなんでしょう。確かに絵描きますよ。2次創作をね！！！！　　うまいねと言われて嬉しくないかって言われるとそれは嘘になるんだが、たとえて言うならあまり漫画を読んだことのない子が絵を描いている子に向かって「すごいね～！漫画家になれるんじゃない？」っていうような次元の話だ。
とりあえず何か描かないことには帰れない状況になってしまったので、ひと月ほど前に「帆立コロッケバーガー」っていうのを売っていた時にトレイの上にのせる紙に載ってた帆立とジャガイモのキャラクタを思い出しながら、レタスとトマトに目と口と手足を足してそれっぽい感じで描いた。
そして描き終えたころになぜかちょうどよいタイミングで覗きにくる店長。某漫画の吸血鬼みたく「貴様！見ていたなッ！」と言いたくなるようなジャストタイミングですよ。
それを見て声に出して笑いだす店長。一瞬「やべ、失敗したかな」って思った。それにしても今思い出してみるとめったに拝めないような満面の笑みだったな。いいもん見た。
次に言った一言が、
「看護系だったよね？」
「ふあ！？」と情けない声が出た。なぜそんな話をいきなり振られたのか見当がつかなかったのだが、次の一言で謎は氷解した。
「デザイン系とか、そういうとこに言った方がよかったんじゃないの？」
店長・・・そう言っていただけるのはありがたいんですがね、世の中にはそれがなかなかどうして、上には上というものがあるのですよ。しかもゴマンとね。
「あははーそうですかあ～？」とゴマかしておいたさ。
まあ、描くのは楽しいからいいんですけどね。